通勤中や仕事中に交通事故に遭ってしまった場合、自賠責保険と労災保険のどちらを使ったらよいのでしょうか？基本的に自賠責保険と労災保険は、どちらか一方しか使えません。どちらを使うかの判断は被害者（労働者）が決める権利を持っています。大抵の場合、加害者側が任意保険に加入していたら相手側の自賠責保険と任意保険を使います。事故の内容や状況によって適切な判断をする必要があります。どちらの保険を使って補償を受けたほうがよいのかは状況によって変わってくるので判断が難しい場合があります。一般的には補償額が高い自賠責保険での補償を受けられることが多いです。
◆自賠責保険と労災保険の補償範囲の違い◆
自賠責保険
医療費・慰謝料等の合計は120万円まで補償
後遺障害の慰謝料の合計は4000万円まで補償
死亡時慰謝料等の合計は3000万円まで補償
労災保険
医療費は全額補償
休業損害は8割まで補償
交通事故時の状況によって労災保険を優先させたほうが補償が厚い場合もありますので、判断に迷った際は弁護士を雇うとよいかもしれません。

労災保険とは

労災保険とは業務上の災害に対して補償が行われるもので、通勤中の交通事故も労災として処理することができます。事業所は労働者を1人でも使用している場合、必ず加入しなければいけません。アルバイトやパートタイマーでも加入しています。労働者として働いている以上、労災保険の使用は権利なのです。労災保険を使うことによって事業所に不利益がかかることはありませんので、使わなければいけない状況の時は迷わず使うべきです。

交通事故で怪我をしてしまいましたらすぐに治療をしないと後々に残るかもしれません。当院では交通事故の通院は無料で施術できます（自賠責保険使用）。骨盤矯正や鍼も自賠責では無料で受けられます。キッズスペースもあり、子供連れでも大丈夫です。 土曜日・日曜日開院。夜の10時まで診察しております。

駐車場も3台分ありますので是非お越しください。