逸失利益とは交通事故による怪我が完治しなかった場合、後遺症として認定されます。後遺症によって今までのように働けなくなったことで生涯収入が低下が予想されます。この減収分を加害者に請求できます。この減収分の損害を【後遺障害逸失利益】といいます。後遺障害や逸失利益を受け取るには「後遺障害認定」を認定される必要があります。逸失利益は交通事故以前に収入があった人が認められます。収入のない人は認められませんが、子供や学生、主婦などは逸失利益が認められます。逸失利益の金額は等級や年収、年齢によって高くなります。等級が上がると後遺症のレベルが高いということなので上がりますし、若いほうが高額になります。さらに、年収が基準になるので高所得者の方は逸失利益が高くなります。

後遺障害慰謝料と後遺障害逸失利益との違い

後遺障害慰謝料と後遺障害逸失利益は別の物です。後遺障害慰謝料は後遺障害が残ったことによる精神的苦痛に対する慰謝料です。後遺障害逸失利益とは後遺障害が残ったことによる減収に対する賠償金です。後遺障害が認められた場合、両方を受け取れるということになります。ただし、限度額が等級によって決められています。

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